中国三大奇譚のひとつ、『西遊記』を大胆な解釈で描いた娯楽大作。主役の孫悟空を90年代最大の香港スター、「0061/北京より愛をこめて!?」のチャウ・シンチーが演じ、「黒薔薇VS黒薔薇」の鬼才ジェフ・ラウが監督・脚本(ケイ・オン名義)・助演、「スウォーズマン/女神復活の章」のチン・シュウタンの武術指導で映画化。シンチーが友人と設立した彩星電影公司の第1回作品で、香港では、はじめに本作が前編として公開され、1週間後に後編が公開され、95年度興収第6位のヒットを記録した(総尺数177分)。ビデオタイトル「チャイニーズ・オデッセイ 西遊記 [其ノ壱]」。